高い技術力を持つことで注目を浴びていましたが、東西ドイツ分裂の影響で社会主義国東ドイツに接収。さらにグラスヒュッテ国営時計会社に統合され、A.ランゲ&ゾーネというブランドは消滅しました。
しかし、東西ドイツが統一されるとIWCの社長でありドイツ人のギュンター・ブリュームラインと共にブランド再建に奮闘。
1990年に42年越しのブランド復活を果たしました。
そして、1994年にランゲ&ゾーネの復興第一号モデルの1つとして発表されたのが現在の人気モデル「ランゲ1」です。
http://www.meka.ne.jp/bbs/sr3_bbss/sr3_bbss.cgi?cat=122jkdfkopi
ランゲ1の魅力は、その唯一性の高さにあります。
デザイン、機能、歴史など、時計を作り上げているもの全てが唯一無二のものです。
ランゲといえばランゲ1と言われるのは、ブランドの顔であるという事に加えて、他では作れないから、という部分も大きいと思います。
その特徴は、時計の文字盤のデザインです。アシンメトリーと言われる左右非対称なデザインが、1度見ると忘れることが出来ません。
なぜ、こんなに美しく見えるのか。それは、黄金比率というデザインを美しく魅せる比率を用いてるからです。
その結果、A.ランゲ&ゾーネらしい独特のアシンメトリーでありながらも印象の残る文字盤デザインが完成されたのです。
ランゲ1の針の数は、4つあります。更に「アウトサイズデイト」と呼ばれる一の位と十の位がそれぞれ独立して動く日付表示があります。
この機構は、初代ランゲであるフェルディナンド・アドルフ・ランゲが師匠グートケスと共に製作したゼンパーオーパー歌劇場の5分時計が由来となっています。
また、ムーブメントの4分の3プレートやエングレービングと呼ばれるロレックスコピー偽物精密な彫金を施したテンプ受けなど初代ランゲが考案したスタイルを伝承しています。
Cal.L121.1は、ツインバレルによるものでパワーリザーブも72時間と実用性の高い稼働率を誇っています。
しかし実際には、およそ100時間分の主ゼンマイが収められていて、最もトルクが安定する72時間分の設計にしています。これは、ランゲ&ゾーネの高い精度を追求していることへの強い意志が感じられます。
ケース径は38.5㎜と少し丸いフォルムが特徴です。実際に腕にのせると、38.5㎜よりも少し小ぶりの様にも見えますが、視認性と存在感は抜群です。