700万円超え ルイ・ヴィトンの新作スケルトンウォッチは伝統のデザインコードを散りばめた逸品

ダイナミックなカットワークをフェイス側からも楽しめるフルスケルトン仕様
ダイナミックかつ緻密なデザインで世界中のセレブリティの視線を集めるルイ・ヴィトンのハイウォッチコレクション。同ブランドより、メゾン初の自動巻き時刻表示限定スケルトン・ムーブメントを搭載した新作「ヴォヤジャー スケルトン」(739万2000円、消費税込)が世界150本の限定モデルとして発表されました。

【画像】ルイ・ヴィトン渾身のフルスケルトンウォッチを見る(9枚)

日本円にして700万を超える価格にもかかわらず、発表時点ですでに予定数量が完売しているという熱狂ぶりです。

その魅力として第一に挙げられるのが、メゾンの美学を体現するアヴァンギャルドなブリッジワークを備えたムーブメント。

直径41mm、厚さわずか9mmというスリムなケースに収められているのは、メゾンが誇るハイウォッチ専用時計工房“ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン”にて開発された自社製自動巻きキャリバー “LV 60”。

見事な性能と巧みな装飾を備えたムーブメントはシースルーバックからも楽しむことができますが、一方でフェイス側もムーブメントを完全に露出したスケルトン使用。ムーブメント自体の持つ美しさと精確な営みが、目で見て堪能することができるようになっているのです。

●白く輝くプラチナケースが、キャリバーの静謐な奥行きと好対照をなす
鏡面仕上げの艶やかな明るさはプラチナ合金ならでは

両面スケルトン仕様のケースに収められることを前提とした “LV 60”は、機械式時計としての精巧さや装飾性に加えて、大胆なカットワークを施した構造的な美しさを備えたものとして設計されています。

例えばムーブメントの構造を支えるブリッジは、機能性において十二分に役割を満たすとともに、ルイ・ヴィトンというブランドを体現すべくデザインされたもの。シャープなラインで構成されたブリッジのなかに、完璧な角度で計算された「LV」が潜んでいることには、誰もがひと目見た瞬間に気付くはず。

さらに5時位置に目を向けると、精密なカットワークで「LOUIS VUITTON」の文字を綴った香箱角穴車の姿が。完璧にデザインされた奥行きのあるムーブメントには高貴さすら漂わせます。

https://komehyo.jp/louisvuitton/

また、もうひとつの魅力がウォッチケースです。このケースは2016年発表の「ヴォヤジャー」で初めて登場したもので、ルイ・ヴィトンのハイウォッチメイキングラインでのみ採用される特別なデザイン。ケース中間部とベゼルが一体化したモノコック構造のケースは、波紋のような曲線と、異なる表面仕上げを使い分けて成形されたニュアンスのあるフロントのシルエットを特徴としています。

今回のモデルではこの優美なデザインを純度95%のプラチナ合金で再現。機械加工が極めて難しいプラチナを用いて、独特のなめらかなフォルムをサテン仕上げと鏡面仕上げを使い分けながら実現するのは至難の技。

熟練の職人であってもその腕前が試されるといいますが、明るい輝きは希少なプラチナ素材ならではのもの。ケースのシンプルなラインと白い輝きは、 ロジウムメッキを施したパーツが奏でる“LV 60”の静謐な奥行きと好対象をなし、互いを美しく引き立て合っています。

 

 

参考記事:https://jpkopiof.com/

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